借金返済を延滞すると・・・?

借金の延滞利息や対策方法についてお伝えします

借金の延滞利息とその対処方法

借金の返済期日に遅れてしまうと、延滞利息が発生してしまいます。通常よりも高い金利になる訳です。消費者金融は、最大20%に設定している事が多いです。遅延を解消すれば通常の利息に戻りますが、どうしても返済が難しい時は、金融会社に相談するのが一般的です。

状況次第では、弁護士に相談する選択肢もあります。それを防止する為には、口座引き落としなどで確実に返済を済ませておく必要があります。

遅延損害金とその利率

金融会社からお金を借りると、必ず利息が発生します。利息は、年利に基づいて計算されます。もしも年利18%で50万円を借りれば、1年間で9万円の利息になる訳です。ところで金融会社からお金を借りた場合、期日までに返済する必要があります。

返済日が毎月20日なら、20日までに返す事になります。ところが人によっては、その20日という返済日に遅れている事があります。何らかの事情があって、返済が難しいケースもあるでしょう。返済日に遅れてしまいますと、通常よりも利息が高くなってしまいます。

それで延滞利息が発生してしまうのです。これは遅延損害金と表現される事が多いです。具体的に何%程度になるかと言うと、通常の1.46倍が目安になります。ですから通常金利が10%なら、延滞時の金利は14.6%です。

そして通常金利の数字は、金融会社によって異なります。消費者金融よりは、銀行の方が金利は低めです。ですから銀行は、延滞金利も低い傾向があります。

延滞金利は最大20%になる

ところで多くの消費者金融は、延滞金利を20%に定めています。基本的には、その数字を超えている事はありません。ですから例えば、23%や30%などの利息は殆ど見かけません。なぜなら延滞金利には上限があります。

賃金業者の場合は、遅延損害金は最大20%に限定されています。そして大部分の消費者金融は、通常金利を18%前後に定めています。上述の通り、延滞金利は通常の1.46倍になります。18に14.6を乗じると、本来は26.28%です。

しかし実際には、26%台になっている実例はほぼ見かけません。上述の通り、最大20%に制限されるからです。この20%という数字は、遅延時の金利を確認する基準の1つになります。例えばある金融会社は、遅延時の金利は24%だとします。

この24%という数字は、明らかに法的に問題があります。ですから金融会社の遅延金利は20%以下であるかどうかを、よく確認しておくのが望ましいです。

遅延日数分の金額を計算する方法

延滞金の具体的な金額は、計算する事もできます。例えば、ある金融会社の延滞金利は20%だとします。その金融会社から10万円借りている場合、1年間の利息は2万円になる訳です。しかし実際には、1年以内に返済する事も多いです。

8月1日に遅延の状態になり、8月31日には返済する事もあります。この場合は、遅延期間は31日になる訳です。延滞金は、31日分を支払う事になります。31日分の損害金の計算方法ですが、まず上述の2万円という金額を365で割ります。

1年間は365日ですから、365で割ることにより、延滞金の日額が算出できます。2万を365で割って四捨五入すれば、日額55円になります。31日分ですから、1,705円となり、40日分なら2,200円といった具合です。

次回返済する日に延滞金を支払う

いつ延滞利息を支払う事になるかと言うと、次回の返済日です。上述のように、毎月20日が返済日に設定されている時は、20日には延滞金を払う事になります。ちなみに上記の8月1日に遅延になった例は、8月31日が返済日です。

31日に元金と延滞利息を一緒に支払えば、遅延の状態は解消されます。通常金利に戻る訳です。

損害金は金融会社が計算してくれる

なお遅延損害金の金額は、借りている本人が計算する訳ではありません。計算は、金融会社が行ってくれます。上述の計算式に基づいて、金融会社が計算をした上で、借りている本人に連絡するのが一般的です。ただ上述の通り、金融会社が定めている遅延損害金は、高すぎる場合があります。

25%や30%などの利率は、明らかに法的に問題があります。ですから金融会社から損害金を伝えられた時は、果たして問題ないかどうかを確認する必要があります。

延滞になると信用情報に記録される

ところで延滞利息が発生すると、様々な問題点が生じます。その1つは信用情報です。金融会社からお金を借りるなら、審査を受ける事になります。審査基準は複数ありますが、信用情報もその1つです。過去の融資の返済実績などを確認して、問題ないかどうかを審査する訳です。

そして人によっては、上記のように遅延損害金が発生し、延滞している事もあります。「延滞」になった事実は、信用情報に記録されてしまいます。その場合、金融会社からお金を借りるのは難しくなるでしょう。ただ遅延になっても、数日程度なら記録されない事が多いです。

せいぜい2日や5日程度なら、特に記録されない傾向があります。逆に、遅延の期間が長引いてしまうと、信用情報に記録される訳です。その目安は61日です。約2ヶ月という事になります。ですから記録されるのを防ぎたい時は、早めに遅延を解消する必要があります。

延滞になった時はどうすれば良いか

延滞利息が発生した時の対処法ですが、基本的には金融会社に相談するのが望ましいです。できれば遅延になる前に、金融会社に相談しておく方が無難です。早めに連絡しておくと、柔軟に対処してくれる場合があります。また遅延になった時も、金融会社の担当者に相談してみると、たいてい解決策を提示してくれます。

前倒し返済などを提案してくれる事も多いです。しかし状況が複雑な時は、たとえ金融会社に相談しても延滞を解消できない事もあります。その場合は、法律の専門家に相談する手段もあります。弁護士に相談している方々も多いです。

延滞になるのを防ぐ方法

そして延滞利息は発生しないのが一番です。そもそも人によっては、いつの間にか延滞になっている事もあります。例えば口座引き落とし以外の方法で返済している時です。引き落とし以外の方法ですと、うっかり返済日を忘れてしまい、遅延になる事もよくあります。

逆に引き落としという返済方法にしておけば、遅延も回避できる傾向があります。ただ引き落としにしていても、銀行の口座残高は要注意です。残高が足りないと、自動的に遅延になってしまうからです。ですから返済日の少し前に、口座残高も確認しておく必要があります。

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